住宅の擁壁の簡易的なスタンプウォール

工法
スタンプウォール

住宅のコンクリート擁壁を石張り調にデザインしたものです。

まだスタンプウォールが現在のような専用モルタルと専用パターンでの施工になっていなかった20年近く前の初期のころの施工方法です。
コンクリートの擁壁にプラスチックの黒い目地を設置し、その隙間をモルタルを塗りこんでそこに石肌のパターンでテクスチュアを施すやり方です。
プラスチックの目地の間隔で石のサイズを決めています。
目地は任意の位置に設置できるためどちらかというと普通に貼ったら大きくて大変な大判の石を模したデザインにすることが多かった方法です。

今ではスタンプウォールには専用パターンがあるためこういった方法はあまり使われなくなりましたが、スタンプウォールだけでなく、他の塗り壁材に型を押すなど、今でも使おうと思えば使える方法だと思います。